★三輪良平 彩色「姫だるま」★

商品詳細

■作家・作品詳細


三輪良平（みわ りょうへい）
1929年10月29日～2011年4月20日
日本画家。
日展評議員。
山口華楊に師事。

現代的視点から書かれた日本画であり三輪の新境地。
常に新しスタイルを探し求める。

略歴
1929年 10月29日、京都府京都市東山区の表具師の次男。
1951年 京都市立美術専門学校を卒業後、同校専攻科に進む、
1953年 同校専攻科修了。
在学中の51年より山口華楊に師事、華楊が主宰する
晨鳥社で研鑽を積む。
1952年 第8回日展に「憩ひ」が初入選、
1956年 第12回日展で「裸像」が特選・白寿賞を受賞。

この頃、中路融人ら晨鳥社の若手と研究会「あすなろ」結成。
1960年 第3回新日展で、現代的感性により舞妓三人の坐像を描いた
「舞妓」が再び特選・白寿賞、
1962年 第5回展で人物の形と色を単純化した「裸婦」が菊華賞受賞。
1963年 日展審査員をつとめる、
1964年 日展会員となる。

若い頃より肺疾患や肝臓病等と闘いながら、裸婦や舞妓、
大原女等を題材として清麗な女性美を描いた。
1984年 日展評議員となる。
1993年 京都府文化賞功労賞受賞。

2011年 4月20日、肺炎のため逝去。享年81。
遺族より東近江市近江商人博物館へ作品が寄贈、
2012年 同館で回顧展が開催される。


主な収蔵先
郵政博物館、六町ミュージアム・フローラ、
東近江市近江商人博物館、など。


日本美術年鑑平成24年版(432頁)掲載



★作品タイトル「姫だるま」

美人画で有名で、京都の舞妓を題材とした名品を
数多く描いたことで知られています。
色鮮やかな色彩の中に清楚な女性美を描き出しています。

本作品は、
人物以外の珍しい姫だるまをモチーフの作品。
とても可愛らしく描かれています。


姫だるま
大分県竹田市に伝わる姫だるま。

江戸時代に岡藩であった時代に始まった伝統工芸品で、
家運隆盛の象徴となった下級武士の妻「綾女」の物語に由来。
松竹梅が描かれた赤い12単衣に身を包み、切れ長の目と朱をさした
おちょぼ口が特徴で、家内安全や商売繁盛を招く縁起物として
知られています。
正月2日の早朝に「おきあがり」のかけ声とともに
商家の軒先に配られ、「投げ込み」という風習で商売繁盛や
子孫繁栄を願う行事も行われていました。


☆本作品は真作を保証致します☆
万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
存命作家の場合は作家本人より、
物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。



■サイズ・コンディション、その他


サイズ

作品 24cm×27cm
額縁 39cm×42cm


コンディション

作品は良好な状態です。
額縁は未使用保管品を使用。
保管中に於ける微細なキズなど有りましたらご容赦願います。


その他

作品面に作家直筆サイン、印譜有り
別途、たとう紙有り
かぶせ箱有り


見出し掲載欄の「商品の状態」は、作品の評価としますので、
額縁の状態は別途コンディションにて参照下さい。
基本的に額縁は無価値とお考え願います。

尚、額縁や作品の主観による評価の双方の差異はご容赦願います。



☆☆真作と模写の表記☆☆

【真作】
真作保証できる作品を真作と表記致します。
作者自身、又は著作権者等で作成した
リトグラフ、木版画などの版画作品も対象です。
【模写】
真贋の判断ができない場合、又は作者不詳の作品は
模写と表記致します。


上記何れにも該当しない場合、真作と模写の表記は致しません。
(複製画、オフセット、ポスター、工芸品など)


尚、万が一、真作でない場合は返品、返金を申し受け致します。
その場合、その根拠となる書面を添付頂きます。
存命作家の場合は作家本人より、
物故作家の場合は遺族、所定鑑定人より発行のものと致します。


☆☆額装取付け(シートのみの出品分など)、取替え(現状額縁の交換)☆☆

全ての出品作品に於いてご相談致します。
お気軽にお尋ね下さい。




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発送詳細
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