◆脇指◆ -小林伊勢守国輝 延宝二年八月日- *白鞘付* 白雲の如き濤欄風大互の目乱刃が見事です！1尺5寸4分

説明
江戸時代初期の延宝二年（１６７4年）頃に、摂津国にて活躍した刀工の白鞘を持つ出来良いうぶ在銘の脇指です。
両面在銘で－(表)小林伊勢守国輝 (裏)延宝二年八月日－とあります。
銘は現状未鑑定なので真偽の程は判りませんがとても真面目な出来の脇指です。
ガタ等無いしっかりした白鞘付です。
国輝は初代河内守国助の四男で、寛文十一年に伊勢大掾を受領し、翌年の十二年に伊勢守に転じています。
井上真改や助廣の後に大阪新刀を代表とする刀工として活躍しました。
刀身は研上がっており錆等はござません。
刀身の状態は、やや微細な小傷等も観られますが、大きな傷等無く地刃は潤いあり大変健全です。
特に名匠津田越前守助廣の得意とした濤欄刃に近い、白雲のように白く明るい大互の目乱刃を焼いてあり見事です。
姿は手持ち良く、とてもバランスの取れた体配です。
ハバキは銀無垢祐乗ハバキです。
将来鑑定に出す楽しみのある、是非コレクションに加えて頂きたいうぶ在銘の脇指です。
昭和28年東京都文化財保護委員会登録の脇指です。サイズ
【白鞘全長】 72.0ｃｍ
【刀身全長】 60.0ｃｍ
【刀身】 41.7ｃｍ (１尺5寸4分）
【反り】 0.9ｃｍ
【目釘穴】 1個
【身幅】 2.85ｃｍ
【重ね】 0.55ｃｍ 時代
江戸時代付属品
刀剣袋発送
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