ブダペストの地下鉄1号線の開業時(1896年)に導入された車両のうち、BVVVと呼ばれる鋼板貼りの車両になります。実物の軌間は1435mmなので9mmゲージでやるべきですが、車体幅が2040mmと狭く9mm用の動力に適合するものがなかったので、Zショーティー動力ユニットを延長加工して6.5mmゲージでの製作になりました。

・3Dプリント製になります。DMM.makeの高精細プラスチックという素材で出力しています。出力精度は従来のアクリルインクジェットよりも優れていますが脆い素材で、ぶつけたり強い力を掛けると割れることがあります。特にパンタグラフ部分は折れやすいので取り扱いにはご注意ください。
・雨樋は実物同様に2段で出力したのですが、薄すぎたため剥離状態で出力されたので貼り合わせ修復しています。次回以降は1段に変更して出力しますので、クラシカルな2段雨樋は今回出品のもののみとなります。
・Zゲージ用の動力でもギリギリ入るサイズのため、ライト類の点灯加工はありません。
・市販のケースに使えそうなものがありませんので、手持ちの適当なケースに中敷きを新規製作して収めるようにします。


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