管理番号 | 新品 :46877036 | 発売日 | 2024/03/29 | 定価 | 15,000円 | 型番 | 46877036 | ||
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ご覧いただき、ありがとうございます。 鹿児島の「編集工房スワロウデイル」からの出品になります。 現在、入手しにくくなっているものを中心に、少しずつ出品していく予定です。 堀口大學を「師匠」とした梅村久門(有海久門・有海久右衛門、1902~1988)が、詩人の河合紗良(河合幸男、1922~2016)に贈った詩集2冊です。 梅村久門は、堀口大學門下の詩人。英詩の研究者。秋田県米沢で英語教師を勤めました。
■『燃える雪』
著者 梅村久門 発行所 グループ ピエレット 印刷所 永井印刷所 昭和37年9月20日印刷 昭和37年9月25日発行 非売品 300部限定版 題字 著者 装釘 小野栄 堀口大學「ミューズとの彷徨―序に代えて―」 ■『黄昏心象』 昭和41年9月 限定版 著者 梅村久門 印刷 永井二郎 製本 中山師次 装本 小野栄 永井印刷所 あとがきの「終わりに」に、堀口大學からの手紙を引用。 この2冊の特徴は、署名です。
『燃える雪』は、著者の梅村久門でなく、堀口大學が
「呈上 河合紗良様 壬寅霜月 著者に代りて 大學老詩生」
とサインペンで、『黄昏心象』は、梅村久門が
「梅村久門 河合紗良様 恵存」
と墨書しています。
そのため、2冊一緒にお譲りしたいと考えました。 秋朱之介(1903~1997)が装釘した有海久門の詩集『人生を行く』(1934年、文藝汎論社)を探している過程で、見つけた本です。 1930年代のモダニズム青年が、1960年代の地方都市・米沢での暮らしのなかから作り上げた詩集です。 梅村久門(有海久門)については、「編集工房スワロウデイル」WEBサイトの 「255. 1934年の有海久門詩集『人生を行く』(2019年2月6日)」 で少し言及しています。ご参照ください。 【状態】 ■『燃える雪』サイズ:縦216×横154×幅12ミリ。上製本。表紙カヴァー。巻いてある透明セロハンが痛んで破れて欠けています。120ページ。 ■『黄昏心象』サイズ:縦199×横152×幅10ミリ。フランス装本。天金。本文インク色はグレイ。ページ(ノンブル)のうたれていない本です。132ページ。 ■2冊とも、全体に年相応の痛みや焼け・シミがあります。 ◆お支払い方法は!かんたん決済のみです。商品到着後の受け取り連絡が必ず必要になりますので、誠意ある対応をお願いします。 ◆送料は当方が負担いたします。