奥田志郎 生木鉢 こね鉢 輪島塗 漆器 美品

古来よりの製法（モーターやエンジン不使用）にて制作された味わい深い大ぶりの鉢です。現代では十分に乾燥させた原木を用い、歪みの無い均整の取れた無機質な型が一般的ですが、そのように硬い木を削ることの困難な時代に広く用いられた製法が、伐採されて間もない生木から器を削り出す方法です。そのため、乾燥が進むにつれて割れや歪みが生じ、商品に仕上がる個体は一握りでしたが、その一つひとつに、ごく僅かに波打つ陶器のような顔（個性）があります。下地を用いることなく木地に直塗りされた漆は、時を重ねるごとにその表情を変化させていきます。また、使い込むことによっても変わっていきますので、育てることが楽しくなる器です。使用に伴う小傷等がございますが、洗浄および殺菌しておりますため、安心してお使いいただけます。元来は納豆などをこねるために作られたお品ですけれども、現代の食卓事情を念頭におきますと、サラダボウルなどにお使いいただきますと、生地の赤色に野菜の緑が補色効果により、さらに見栄え良く（美味しそうに）なります。大量生産できるお品ではございませんので、新品でお求めの場合は¥66,000程度で流通しております。化学物質不使用、全て天然素材にて作られております。ガラスや陶器とは異なり、不用意に落とされたとしても、なかなか破損するものではございません。ですから、小さなお子さまをお持ちのご家庭でも安心してご使用いただける、とてもおすすめのお品物です。 3年弱前 商品情報 カテゴリ インテリア/住まい/日用品 › キッチン/食器 › 食器