海軍陸戦隊・上海戦闘記/有馬大佐・野村吉三郎序文/昭和7年/第1次上海事変/一般国民に海軍陸戦隊の行動を報告しその赫々たる武勲を證する

海軍陸戦隊・上海戦闘記/有馬大佐・野村吉三郎序文/昭和7年/第1次上海事変/一般国民に海軍陸戦隊の行動を報告しその赫々たる武勲を證する

商品説明
昭和7年609P 巻末に上海陸戦隊第四大隊の人の記名あり 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。


自序
米には「無名戦士の墓」なるものが有ると聞く、蓋し有名の將軍に對し幾多無名 の ある表彰するの意に出でたものであらう、然るに吾邦に於ては「無名の戰士」 なる観念あることなく、またその事實もない、古に在つては職場に於ける一士一本の かにして以て上聞に達するを風習として居った、明治の御代に至つ
では、戦時事の際、國家に殉じたるものは、必ずその名を記し、その事績を録して 靖國の神として合祀せらるゝの制を定められた。
きれば民族の傳統に於て、また現實の制度に於て一兵と雖も無名の戰士は存在し ないのである。若し萬一戰士をして無名に終らしめんか、そは健忘の責國民に在りと ねばならぬ。
本書は上海事壁に於ける、それ等將士の事績を?せんと欲したものである。
上海のするや國民の一部には、海軍陸戰隊の陸上戰闘振りに多少の疑虞を懐 いた者もあった。

上海事変
シャンハイじへん

1第1次。満州事変勃発後の中国で日本人僧侶の傷害事件をきっかけに日本海軍陸戦隊と中国第19路軍が衝突した事件。1932年(昭和7)1月18日，排日運動の根拠地上海で僧侶が襲撃された。襲撃は関東軍が満州事変から列国の目をそらすためにしくんだといわれる。日本側は上海市長に抗日団体の解散を要求，中国側は全要求を承認したが両軍間に戦闘が始まり，日本側の予想に反し中国軍は強力で，日本軍は辛勝。イギリスの仲介で5月5日に停戦協定に調印。

お探しの方、お好きな方いかがでしょうか。

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