管理番号 | 新品 :96961829 | 発売日 | 2024/06/09 | 定価 | 9,990円 | 型番 | 96961829 | ||
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11CD廃盤
ノイマン&チェコ・フィルマーラー:交響曲 全集
名指揮者ヴァーツラフ・ノイマン[1920-1995]とチェコ・フィルの、もっとも充実した活動時期にレコーディングされたマーラーの交響曲全集。ド ヴォルザークやスメタナのイメージが強いノイマンですが、マーラーにも積極的だったことはご承知のとおり。未完に終わった晩年の全集再録音のほか、ゲヴァ ントハウス管弦楽団と1960年代に録音した第5番、第7番、第9番は、ファンの間でいまだ根強い人気を持っています。そんな中でも、質・量ともに重要なのは、このスプラフォンへの全曲レコーディングでしょう。「プラハの春」事件を乗り越え、ふたたび往時の活力を取り戻 したと評判も高かったこの時期のチェコ・フィルならではの美しいサウンドがまず印象的。過敏な神経症的側面が強調されがちなマーラー作品から、自然な歌心 を描出した演奏となっています。特に第5番は、名トランペッター、ミロスラフ・ケイマルによる冒頭のトランペット・ソロから実に美麗。もちろん迫力も充分なのですが、刺々しい響きを作 らず、抑制された旋律の美感を常に失わないアプローチは、例えば第1楽章の葬送行進曲や第3楽章から、何とも物憂いノスタルジックな表情を引き出すことに 成功しています。名高い「チェコ・フィルの弦」が本領を発揮した第4楽章アダージェットも聴きものです。アナログ完成期の録音も優秀。デジタル初期の名録音として知られた第3番も、作品との相性もあって素晴らしい出来栄え。マーラー作品にはボヘミアでの幼少期の体験が反映しているとよ く言われますが、そのことを実感させてくれる数少ない演奏でもあります。アルト独唱に名歌手ルートヴィヒを迎えていることも大きなポイントです。名ホールとして名高い「芸術家の家」ドヴォルザーク・ホールという、優れた響きの録音会場に恵まれている点も当全集のメリット。アナログ後期の1976 年からデジタル初期の1982年まで、6年がかりの収録ですが、一貫して保たれている高水準なサウンドは、この名ホールの音響があってこそでしょう。
こちらで、ノイマン:諸録音CD、DVDを出品しております。
こちらで、マーラー:作品CD,DVDを出品しております。 こちらでも、マーラー:作品CD,DVDを出品しております。
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グスタフ・マーラー:・交響曲第1番ニ長調『巨人』録音:1979年[ステレオ]
・交響曲第2番ハ短調『復活』ガブリエラ・ベニャチャコヴァー(S)エヴァ・ランドヴァー(A)チェコ・フィルハーモニー合唱団録音:1980年[ステレオ]
・交響曲第3番ニ短調クリスタ・ルートヴィヒ(M)キューン児童合唱団チェコ・フィルハーモニー合唱団録音:1981年[デジタル]
・交響曲第4番ト長調マグダレーナ・ハヨーショヴァー(S)録音:1980年[ステレオ]
・交響曲第5番嬰ハ短調録音:1977年[ステレオ]
・交響曲第6番イ短調『悲劇的』録音:1979年[ステレオ]
・交響曲第7番ホ短調『夜の歌』録音:1977,78年[ステレオ]
・交響曲第8番変ホ長調『千人の交響曲』マグダレーナ・ハヨーショヴァー(S)インガ・ニールセン(S)ダニエラ・ショウノヴァー(S)ヴィエラ・ソウクポヴァー(A)リブシェ・マーロヴァー(A)トマス・モーザー(T)ヴォルフガング・シェーネ(Br)リハルト・ノヴァーク(B)キューン児童合唱団チェコ・フィルハーモニー合唱団プラハ放送合唱団録音:1982年[デジタル]
・交響曲第9番ニ長調録音:1982年[デジタル]
・交響曲第10番嬰ヘ短調~アダージョ録音:1976年[ステレオ]
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)
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